マイナビ主催 TECH+ EXPO 2021 Summer for データ活用

2021年7月14日(水) 14:30~14:55、「マイナビ主催TECH+ EXPO 2021 Summer for データ活用」にてゼンリンと共同でウェビナーを実施し、「ZENRINロジスティクスサービス」を紹介しました。
当社からはパートナー第二事業部の黒川 健一さん(以下 黒川さん)が登壇しました。

はじめに、黒川さんは物流業界の抱えるさまざまな課題について言及しました。
その後、課題解決を支援するゼンリングループの新しいサービス、「ZENRINロジスティクスサービス」の概要について、91名※の参加者へ説明を行いました。
※アーカイブの視聴数も含む。

セミナーの内容は以下の通りです 。

物流業界の現状と課題

年々市場規模が拡大している物流業界は、「人手不足」「高齢化」「長時間労働」「デジタル化」といった課題を抱えています。
4〜5年前から、当社へのお問い合わせ全体に占める、物流業務関連商品のご相談・ご要望の割合は約10~15%にものぼるようになりました。
こうしたさまざまなご相談やご要望を基に、ゼンリングループでは「サービス品質を担保」したうえで、「最適人数」や「規定時間内・最短時間」といった物流業務の効率化を一括で支援し、ドライバーの安心・安全もサポートする、「ZENRINロジスティクスサービス」の提供を開始しました。

「ZENRINロジスティクスサービス」とは

「ZENRINロジスティクスサービス」とは「配車計画」「ナビゲーション」「動態管理」の3つの機能を兼ね備えた、物流業界が抱える悩みを解決する、昨年リリースされたばかりの最新のサービスです。
ゼンリン独自の地図・位置情報データとAI技術によって、配車計画からドライバーナビへの連携・車両の位置管理まで一括でサポートします。

3つの機能 についてそれぞれ紹介します。

①「配車計画」

1つ目の「配車計画」とは、「車両と配送先の最適な組み合わせ」を求めることで、AIが最適なルート生成を支援し、配送業務を効率化する機能です。
車両ごとの走行距離や訪問件数・拘束時間に差が出てしまう、計画の決定までに時間を要してしまう、計画を立てる際熟練の技術を必要とし、引継ぎが上手くいかない…といった課題を解決します。

「配車計画」でできること

「配車計画」のしくみ

計画にはライナロジクス社のエンジンが活用されています。

同一の都道府県内で配送先約100件、車両台数20台の場合、計画にかかる時間は約20秒です。
ゼンリン独自のジオコーディングによって、時間の短縮だけでなく配送先の正確な位置情報の特定、住所情報の精度取得・修正も可能です。
作成した配送計画はすべてクラウド上で一括管理することができ、さらにはナビゲーションアプリを通じてドライバーに共有することもできます。
「配車計画」という技術は他の企業様も提供していますが、この「ナビゲーションとの連携」ができるという点は「ZENRINロジスティクスサービス」独自の技術になります。

「配車計画」の利用による効果は以下の通りです。
時間・走行距離・コストなどあらゆる「ムダ」を大幅に削減し、効率化につなげています。

「配車計画」の利用による効果

②「ナビゲーション」

目的地付近で建物の入口を探すのに手間取る、大型車が入れない道を案内されてしまう、また訪問先の登録に手間がかかる…。「ナビゲーション」ではこのような悩みを解決します。

ゼンリン独自のデータである、建物入口への最短到着地点情報によって建物の入口を考慮した案内が可能となります。
また、「大型車向けルート案内」にも対応しているため、より正確で安全な案内を実現します。
オプションですが、「ZENRIN住宅地図」の利用によって、表札・建物名称の確認までもカバーできるため、ラストワンミニット※もサポートします。
操作は非常に簡単なため、登録の時間解消にもつながります。
※エンドユーザーに届く最後1分の距離。

③「動態管理」

3つ目の「動態管理」は、位置情報アプリを導入したスマートフォンなどのデバイスを車両に詰むことで、車両位置や走行経路を把握できるようになる機能です。
オフィスのPCで業務の進捗状況や遅延状況をリアルタイムに確認することができます。
また、デバイスとの連携によって、業務日報の自動作成も可能です。

提供実績

本サービスの提供実績※は以下の通りです 。
※ここでの提供実績とは、ロジスティクスサービス(Webパッケージ)構築にあたり利用した各部品・Webサービスを提供してきたものを指します。

提供実績

「配車計画」は、ゼンリングループとして、法人向けに100以上の提供実績があります。
また当社と業務・資本提携をしているライナロジクス社エンジンにも利用されています。

「ナビゲーション」では、個人向けに、ドライバー向けアプリとしてOEMを提供しています。
また、法人向けでは約1万台以上の業務車両に導入されています。

「動態管理」は法人向けに、業務車両の運行管理として提供されています。

今後の新しいサービス

3つの機能に加えて、お客さまより要望の多かったサービスを新たに開発し、オプション機能という形で追加しました。

オプション機能①配送システム開発・提供会社様向け

顧客の自社データやシステムと配車計画を連携させることができる機能です。
専用の配車計画APIと連携することで「ZENRINロジスティクスサービス」を顧客独自の配車管理システムでの利用が可能となります 。

オプション機能②ルート走行が固定されている方向け

「固定ルート作成ツール」を使って特定の走行ルートを固定し、ナビゲーションを行う機能も新たに追加しました。

「ZENRINロジスティクスサービス」では今後も多様化するニーズにあわせたトータルソリューションを提供していきます。

ウェビナーを終えて

黒川さんよりコメントをいただきました。

Q.手ごたえや参加者の反応はいかがでしたか?

黒川さん:
91名の方に参加・視聴いただきました。
アンケートコメントでは、概ねわかりやすい内容との評価をいただきました。
良かった点としては、今回のウェビナー開催で当社にアカウントのないお客様をハウスリストとして獲得できたことが挙げられます。

ただし、後追いアプローチ時に、「元々調べて視聴・参加しているので、改めての説明は不要」といったコメントもありました。
再アプローチ時には情報提供(事例紹介)としてお伝えすることや、デモ紹介・ユーザデータの検証利用を伝えた方がコンタクトを取りやすいということを改めて認識をしました。

Q.「ZENRINロジスティクスサービス」における今後の課題や販促に向けての取り組みがあれば教えてください。

黒川さん:
「物流業種」以外に「小売業種」でも、配送に関わる利用ニーズが発生していることが顧客の声としてお聞きすることができました。
今後「小売業種」を対象としたり、「展示会・自社セミナー」を活用したアプローチ を検討していきます。
また、提供先として、自動車・ナビ関連の商社やベンダー等、ユーザを紹介いただける会社とも連携を行い、案件お問い合わせの機会を増やしていきます。

販促の取り組みとしては、直近で、当社事業企画部・ビジネス創出部に協力いただき、「ホームページへの資料請求ボタンの追加」や「note(メディア)」への記事掲載について、協力・アドバイスをいただきました。