皆さんお疲れさまです。デザインチームです。
第六回目となる今回では、「デザイン時間を短縮するためのポイント」について紹介していきたいと思います。
わかりやすい資料を作成する上でデザインは重要です。
ただ仕事として行う以上、無限に時間を費やすことはできません。
そこで今回はデザイン時間を短縮するためのポイントを解説していきたいと思います。
今回は若干抽象的な内容となりますので、具体的な事例を紹介している過去回の記事もあわせてご確認いただくとより分かりやすいかと思います。
Contents
1.資料の構造を把握する
2.時間配分を考える
3.デザイン時間を短縮するための3つのポイント
4.まとめ
資料の構造を把握する
まずは資料の構造を分解して整理していきましょう。
資料は「コア」「ストーリー」「コピー」「デザイン」に分解して考える事ができます。

「コア」は資料の軸となる部分で、言ってしまえば資料を作る目的そのもので、サービスや製品、その魅力や価値そのものを指します。
すでに存在している場合もありますが、一から考えなくてはならない場合もあります。
「ストーリー」は「コア」をどのように伝えていくか?という部分に当たり、資料の骨組みとも言えます。
ロジックやデータを用いて補足説明を加えたり、内容を適切な構成にするなどして説得力を高めていきます。
「コピー」は「ストーリー」を元に文章にまとめていく工程です。
読み手への伝わりやすさを考慮し、単語の選び方や説明の深さなどを意識しながら原稿をまとめていきます。
「デザイン」は最終的な見た目の調整であり、読み手が実際に目にする形を作る工程となります。
伝えたい意図に沿って要素の配置や装飾を行い、資料の見た目を整えていきます。
このように分類することで各ステップで何をすればいいかが明確になります。
上図をベースに考えると、内側から外側に積み上げていくようなイメージで考えていくことで、資料作成をスムーズに進めることができるはずです。
時間配分を考える
改めて資料作成の工程を見てみると、どれもこれも重要に思えてくるかもしれません。
しかし冒頭の通り、無限に時間をかけるわけにはいかないので、優先度を決めて対応していく必要があります。
「コア」や「ストーリー」といった部分は、資料の根幹に関わる部分のためどうしても時間がかかってしまう部分であり、その必要がある工程と言えます。
「コピー」はそれを文章に落とし込むということで、こちらもある程度の時間が必要になる工程です。
「デザイン」も必要な工程ですが、他の要素とくらべると優先度がおちます。そのため、ある程度手早く対応することが必要になってきます。

手早くデザインするといっても、デザインは伝わり方に影響するため、適当にやっていいわけではありません。
「じっくり考え時間をかけた100点のデザイン」よりも「要点を抑えて手早く作られた70点のデザイン」を目指そうということです。
デザイン時間を短縮するための3つのポイント
今回上げるデザイン時間を短縮するためのポイントとして、以下の3つを紹介します。
①情報を単純化する
②デザインの独自性を追求しない
③かっこいいを目指さない
それぞれについて説明していきます。
①情報を単純化する
複雑な情報をそのまま表現しようとすると、デザインも複雑になっていきます。
デザインが複雑化すると、ちょっとした調整や変更に時間がかかってしまうようになります。
文章も同じ意味なら短いほうが読みやすく、レイアウトもしやすくなりデザイン時間の削減にも繋がります。
うまくデザインがまとめられない場合、改めて「単純化できる箇所はないか?」「余分な情報は含まれていないか?」「図と文章、どちらで表現すると単純化できるか?」を確認してみましょう。

②デザインの独自性を追求しない
よくあるレイアウト、よくある見せ方を積極的につかいましょう。
よくあるということは言い換えれば「見方に困らないデザイン」であるとも言えます。
独自性は内容で示すものであり、資料の見た目で独自性を出す意味はほぼありません。
過去に作成した資料のデザインを参考にしたり、資料内でパターンを流用するなどして、効率的に資料をデザインしていきましょう。
※過去資料を活用する場合は、著作権に十分配慮してください。

③かっこいいを目指さない
資料は誰かに見せる前提で作るものなので、もっとかっこよく見せたい、美しく見せたいという気持ちが出てくるのは当然のことです。
しかし作り手にとってのかっこよさを追求したところで、内容の価値を高めてくれるわけではありません。
資料におけるデザインの役割は「見る相手に内容を分かりやすく伝える」が最優先です。
表面的なかっこよさにこだわるよりも、その労力をストーリーやコピーのブラッシュアップに注ぎ、シンプルなデザインで説明する方がよい内容になるはずです。

まとめ
資料のデザインは文章を詰めていく作業と異なり、見た目を意識しながらの工程となります。
内容は詰められるけどデザインはちょっと自身が…という人は、今回の内容を意識することで少し作りやすくなるのではないでしょうか。
具体的な方法等については、過去の記事などを参考にしていただければと思います
第一回「表の作り方」
第二回「工程図・スケジュール図の作り方」
第三回「テキストを扱う際の注意点」
第四回「レイアウトの考え方」
第五回「資料を見直すポイント」
本記事の内容に関するお問い合わせやご相談など有りましたら、デザインチームのML宛( design_gr@zenrin-datacom.net )にご連絡いただければと思います。
また、Garoonに「デザインスタイルガイド」のポータルサイトを設置しております。
PowerPointのテンプレートや素材集の他、過去に行ったセミナーの資料など業務に活用できそうな情報を発信していますので、必要に応じてご活用いただければと思います。
・デザインスタイルガイドポータルサイト
※リンク先が開けない場合、GaroonのポータルTOPのタブメニューから「デザインスタイルガイド」を選択してください
・2021年12月実施セミナー資料
※リンク先が開けない場合、GaroonのポータルTOPより以下のように遷移してください。 ファイル管理(ルート) → リクエストフォルダ → デザインスタイルガイド → 202112_資料作成セミナー資料
