第2回アイデアコース入賞チーム座談会

こんにちは、アイデアコンテスト運営事務局です!

今回はとあるチームの皆さんに座談会形式でお話を伺ってきました。
なんでも、アイデアをチームで練ってアイデアコースに応募してくださったとか。

チームでの取り組みの狙い、入賞アイデアが生まれた裏側などたっぷりお話しいただきましたので、その模様をお届けいたします。

ITS第三事業部座談会

先日、第2回アイデアコースの入賞アイデアを発表いたしました。

1,2位に入賞されたアイデアは、部署内のチームにて考えられたものとのこと。
例年アイデアコンテストには連名での応募があるのですが、今年度のアイデアコースではチームでの応募例は目にしていませんでした。一体どんな経緯で始められたんでしょうか?

というわけで、今回はITS第三事業部のこちらの4名の皆さんからお話を伺いたいと思います。

左から、田中謙一郎さん、川口正洋さん、霜野瑞華さん(新卒2年目)、本田智也さん(新卒1年目)

普段は田中さんと本田さん、川口さんと霜野さんが同じチームで仕事をされているそうです。

きっかけは若手社員とのコミュニケーション

―今日はよろしくお願いします。早速今回の取り組みをはじめた経緯についてお聞きします。この4名の皆さんでアイデアを出すという取り組みのきっかけはどなたからでしたか?
田中さん:私からですね。
―どういった狙いではじめられたんですか?
田中さん:元々会社として在宅勤務推奨ではあったけど、コロナによってまさかここまで在宅勤務になるとは思っていなかった。私のところに本田さんがついているんですけど、若手社員とのコミュニケーションはリモートだと相手も遠慮してしまうだろうし、関わりも実務に関することしかなくてコミュニケーションがとりづらくなった。そういうところもあったので、会社のイベントに若手社員と一緒に参加することで、ざっくばらんにコミュニケーションがとりやすくなるかなと思って、新卒1年目と2年目の2人に「一緒に参加しない?」という声かけをしました。3人だとバランスが悪いなと思って、川口さんにも声掛けして、4人ならいいアイデアが出るのではとやっていきました。
―そういった経緯だったんですね。4人でのアイデア出しはどのように行われましたか?
田中さん:Web会議ですね。
霜野さん:一回も会ってないですよね。
―何回くらい実施されたんですか?
田中さん:基本週1回だよね。
霜野さん:5回くらいですかね?

―かなりしっかり取り組んでいただいたんですね!実際にやってみていかがでしたか?Web会議でアイデア出しというと難しいところもあったのではと思うのですが。
田中さん:ヒントというかテーマはありつつ、色んな意見をききながら今回応募した3つのアイデアが出てきた。よかったのは、こういうアイデア出しで否定しがちになるところを排除して、全部肯定。いいねいいね!という感じで進めていって、それなりにみんなアイデアが出やすくなったんじゃないかなという気がします。
田中さん:あとは私が狙ったのは、1等とったら会社から5万円が出るということで。
―そうですね、報奨金として。
田中さん:これでおいしい焼肉食べにいけないかな、と。
一同:(笑)
田中さん:ということで1等狙いだったんですよ。
―では見事狙い通りに。
田中さん:まさかのワンツーフィニッシュだったので、高級焼肉期待しておきますね。
霜野さん:お店探してるので待っててください!(笑)
田中さん:足りなかったら川口さんが出してくれるから。
川口さん:足りないってことあるの?(笑)
―コロナの状況が落ち着いたら、おいしい焼肉食べてきてくださいね!

普段の業務にはない自由な発想の共有

―アイデア出しの際にテーマを設けられていたということですが、どのように設定されていたんですか?
田中さん:テーマは”免許”で。ちょうどこのアイデア出しの企画を始める前に免許の更新があって、それをきっかけに免許に関わるニュースなどを見ていった。それがひとつと、あとは”各自が困っていること”、もっとこうなったらいいよねということで、それをテーマに出したのが本田さんのアイデア(
このお店の音楽なんかイイ感じ!!【私と音楽のマッチングアプリ】)。

―では応募されたアイデアの話になりますが、本田さんはどのようにこのアイデアを思いつきましたか?
本田さん:日頃の生活でストレスとして感じていたことから発想したんです。よくスポーツジムに行くことがあって。そのときに音楽をシャッフルで流すとバラードが流れてきて、「気分を上げたいのになんでこんな曲が流れるんだ」と思ったことにヒントを得てこのチームに出したところ、それで考えてみようということになりました。

―ディスカッションのなかでお互いの色んなアイデアが見えてきたかと思いますが、何か気づきはありましたか?
霜野さん:私はこういうアイデア出しって苦手だったんですよ。というのも、自分の考えに凝り固まっちゃいません?それで苦手だったんですけど、今回このチームで考えて、自分の考えだけでなく、年代によって思考や知識もちがうのでそれを共有できて。「こういう考え方があるんだ」とまさに思いましたね。
―たしかに、普段の業務でお互いの自由な思考に触れることはなかなかないですよね。
霜野さん:仕事上ではあまり見られないので。若手で力不足なところもあるので、普段は上長の皆さんが教えてくださることを軸に仕事しているような感覚もあって。自由な発想というのはあまりないじゃないですか。なのでいい機会だったなと。

―実際にアイデアを応募してくれた二人からそういったお話がありましたが、出てきたアイデアや意見に対して、川口さんはどう感じられていましたか?
川口さん:実現するためにはどうするか、というのを一緒に話しながら考えていったんですね。免許返納促進アプリのアイデアでいうと、認知機能に関するアプリってどんなものがあるのかとかそういったことを調べながら、ゼンリンデータコムでできる部分と提携やパートナーシップを結ぶことで実現できる部分と、アイデアを実際にやるとなったときにどうすればいいかというところまで話したりしていましたね。
―今回お二人の入賞されたアイデアを最初に見たときに作りこまれているなという印象を持っていたのですが、そういった裏側があったんですね。
川口さん:そうですね。実際霜野さんに調べてもらって、他社の脳を刺激する認知機能アプリというものがあるとわかったので、それを事例に脳トレアプリを考えてみる、というようなところは一緒になって取り組めたかなと思いますね。

チームだと一人では出てこないアイデアも生まれる

―最後に、今回チームで参加してみてのアイデアコースに対する印象やご意見をおひとりずつ伺ってもよろしいでしょうか。まずは本田さんからお願いします。
本田さん:自分のアイデアをすぐ投稿できるので、親しみやすいと思っています。あとは前回も今回も同期が多く票を集めていたので、そのことについて連絡してみたりとアイデアコンテストをきっかけにコミュニケーションが拡がっているような気がしているので、いい機会だったなと思っています。
霜野さん:今年って新卒1年目の同期のつながりが私たち(新卒2年目)ほどはなかったんですって。なのでそういう機会があったならよかったんじゃないかな。票の取り合いだったもんね。
本田さん:はい、(投票期間の)最後のほうは同期と2位を取り合っていたので。

―アイデアコースをきっかけにそうしたコミュニケーションが生まれていたのは嬉しいですね。霜野さんはいかがですか?
霜野さん:今回こういう取り組みをやってみて、あまり他の社員から見られてないんだなと感じました(笑)投票していないけど見てくれている人もいたのかもしれないけど…。
―私としてももう少し盛り上げられればよかったなという反省はありますね…。

―川口さんはいかがですか?
川口さん:すごくにぎわっているな、アイデアがたくさん出てるなと思いました。
ゼンリンでも同じような取り組みを年1回やっていますが、ZDCでは年に何回もやっていて、そんななかで毎回数十件以上も出ていることがすごいなと思います。アイデアを出すという土壌というか文化が根付いてきているのかなというのは思いますね。
―ありがたい限りです…。
川口さん:これを継続していくっていうところがすごく大変なんだろうなとは思うんですけど。自分のなかに持っているアイデアってそれほど多くない。それがどんどん出てくるという人もなかなかいないので、どれだけアイデアを減らさずにやっていくかというところはたぶん大変なところだと思うので。
―おっしゃる通り、これからが勝負だなと思っています。
川口さん:なので今回みたいなグループで出しあうとなると、ひとりで考えていたら出てこないようなアイデアが出てきたり、4人で出したら4つよりも増えると思うんですよね。なのでそういうやり方をしてみるというのもひとつかなと。
―何人かで考えることで出てくるアイデアの幅も数も広がりますよね。
川口さん:そうですね。コミュニケーションの一環としても今回非常によかったので、是非他の部署でも参考にしていただければなと。

―最後に、田中さんにも伺ってよろしいですか?
田中さん:みんないいこと言いすぎで何も言えなくなったよ(笑)
正直言うと私はそれほど関心がなかったので…。どうしても通常業務優先というか、会社のイベントに積極的に参加するという意識は薄かったかなと。今回は本当にコロナがあって、どういうふうに仕事をしていこうかと自分で考えたなかでひとつの解がイベントへの参加だったんですよね。自分が部署の他のみんなとどうコミュニケーションをとっていくのがベストかということしか考えていなかったけど、その延長にこうしたいい結果が得られたということなのかなと。
田中さん:あとはこの取り組みを通じてビジネスコースにもチャレンジしてみたいなと。アイデアを出して終わりではなくてやっぱり次につなげたいというのもあるので、積極的に参加してみたいです。
―きっとコロナ禍中でコミュニケーションに悩まれている社員の方はたくさんいらっしゃいますよね。今回のように、部署のメンバーとのコミュニケーションの場としてアイデアコンテストを活用してもらえたら私たちも嬉しいです。
田中さん:僕のところカットでいいよ(笑)
―いえいえ、掲載させていただきます(笑)

―本日はお忙しいところお話を聞かせていただきありがとうございました。是非今後ともよろしくお願いいたします!

座談会を終えて

今回の座談会はオンラインで実施したのですが、その中でもチームの雰囲気のよさというのが伝わってきました。対面でのコミュニケーションが難しい状況において、新しく入ってきたメンバーとの関わり方、新しいプロジェクトにおける部門横断での連携などさまざまな課題を感じている方も多いと思いますが、そんな状況下でもチーム内のコミュニケーションを活発にしようと試行錯誤されたことが結実しているように感じました。

さてここからは事務局の想いになります。
「アイデアコースは何のために行っているのか?」、「アイデアを出して終わり、社内の活性化だけを目的とするならビジネス創出部が行う意味はあるのか?」といったご意見をいただくことがあります。

事務局では、アイデアの事業化に向けて検討を行い社長に提案する場を、アイデアコースとは別にビジネスコースとして用意しており、サポートする体制も整えています。
ただしその大元となるアイデアというのは、一朝一夕に生まれるものではありません。
はじめはどんなにシンプルな内容であっても、アイデアを考えて形にすることから始まります。
今回の座談会中にもありましたが、そのようにアイデアを発想した先に、事業化にチャレンジしてみたいと感じることもあると思います。

アイデアコースは広く社員の皆さんにアイデアを発想し、言語化して発表していただくための場です。
その場を設けることでアイデアを発想して表に出すという文化が社内に根付けば、それだけ事業化につながる可能性も高まると考えています。
それは単純に出てくるアイデアの数が増えるから、というだけでなく、アイデアに対してたとえば「○○な実現方法が考えられそう」、「以前似たような提案をしたときには~」など社内から意見が集まることで、より実現可能性の高いアイデアが生まれ得るからとも言えます。
そういった意味では、アイデアコースとビジネスコースは目的を分けて実施しているものの、根っこの部分で目指すところは同じと捉えていただければと思います。

と、少し先の話をしてしまいましたが、皆さんにはまずアイデアコースの場を自由に活用して、是非参加してみていただきたいと思っています。
皆さんがアイデアを出しやすい環境をつくるために、私たち事務局もできる限りのことをしていきます。
近日中に第3回アイデアコースの開催を予定していますので、たくさんの方にご参加いただければ幸いです。