西日本新聞プロダクツ社との共催ウェビナーにIoT第二事業部の池本さんが登壇しました

2024年10月11日(金)15時00分~16時20分、西日本新聞プロダクツ社との共催ウェビナー「新聞配達から学ぶ 個配業務効率化へのカギ」が開催され、IoT第二事業部の池本 智さん(以下 池本さん)が登壇しました。

本ウェビナーには池本さんのほかに、株式会社西日本新聞プロダクツの影山 一彦さん(以下 影山さん)と株式会社シグマ・インターナショナル軍司 穗さん(以下 軍司さん)、3名が登壇し、個配業務の効率化について紹介いたしました。

※本ウェビナーのアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます。
https://vimeo.com/1019687620/2b7dcbb82d

AI×地図:次世代物流ソリューションの姿について  

はじめに、池本さんより当社が提供する地図データとAIを使用したルート検索機能ZENRIN Maps APIを紹介し、どのように物流業務を効率化するかを具体的な事例を交えて解説いたしました。

・配送業務の課題について

物流企業を悩ませる4つの課題(人・モノ・金・時間)による4重苦が大きくのしかかってきているため、これらを解決するためには配送業務に関わる仕組みの効率化、IT化が急務になっている。

・ラストワンマイル


ゼンリンの地図制作は、地図を作る過程で建物に付随する情報(建物の入り口の情報や到着する地点の整備等)をたくさん整備している。

住所から取得した情報と建物入口から取得した情報では、示す位置が異なる。

・ラストワンマイルにおける際の際の具体例

他社の地図サービスを利用して、ルート検索を行った結果の画像。
赤枠の建物に配送したいが、左図に表示されたルートに従うと柵がある方向を案内され、配送できないルートが表示されてしまう。
実際は、右図の赤ピンで示されているところが本来たどり着くべき地点。

正しい配送ルートを表示できることで、高効率な配送計画を実現することができる。

・新聞配達におけるラストワンマイル

新聞配達においては小さいエリアの中にたくさんの配送地点があるため、いかに効率よく辿り着けつけるかが重要になってくる。

当社が持っているルート検索のエンジン機能「ZENRIN Maps API」では、複数地点を最適にまわれるよう自動的に計算してくれる。

住所から取得した緯度経度だけを用いて最適順ルート検索を行うと情報では、最後に配送するはずのルートが幹線道路にでてしまい配送ができなかった。
建物到着点の緯度経度情報も組み合わせると、高精度に最適化されたルートが表示された。

住所から取得したルート情報だけでは順番最適化ができないが、ゼンリンで持っている建物到着地点の情報と組み合わせることで人が訪問しやすいルート計画を自動的に作成してくれる。


最後にゼンリン地図・位置情報開発サービス「ZENRIN Maps API」のサービス内容について紹介し、池本さんの説明は終了いたしました。

新聞社が取り組んだデジタル時代の配達改革   

続いて、影山さんからデジタル技術を活用した新聞配達や生産性向上を目指して開発した配達管理サービス機能と導入効果について解説いたしました。

・販売店や配達スタッフの課題

販売店や配達スタッフの課題から悪循環にはまりこんでしまっているため、それらを解決する取り組みとして、配達管理サービスの開発をするに至ったと語る影山さん。

・開発時に目指した目標
「誰でもできる配達」を目指し、6項目の実現を目標として配達管理サービスの開発を行った。
‐配達スタッフへの支援機能4項目‐

初めて見る人には、わからない特殊な記号によるルート案内だったが、配達管理サービスを使用することで、誰でもみてわかる地図によるルート案内となった。また、ゼンリンが持つ玄関座標で建物玄関まで案内が可能になった。
わかりにくい建物や投函先は、事前に写真を登録することで初めて配達する人でも迷うことがなく配達することが可能になった。また投函場所が裏口や二世帯住宅などのわかりにくい場合でも、玄関/建物座標変更機能を使用して、最適なルートを案内することも可能になった。
配達準備の際に、指示書を作成&確認して準備を行っていたが配送管理サービスの利用により指示書の作成が不要になった。また配達先でも配達スタッフの記憶に頼っていたものが、スマホを確認するだけで配達に必要な銘柄や部数を確認することが可能になった。
これまでなかった配達途中の残部数やリアルタイムでの投函履歴をスマホで確認できる機能を追加したことで配達品質の向上へつながった。また、リアルタイムでのスタッフの位置情報も確認できるようになり配達スタッフの安全管理もできるようになった。

-事務所業務の効率化支援-

手作業で行っていた指示書の作成や順路帳の更新を、読者管理データのみを更新することでこれまで行っていた人の作業が不要になり自動化へつながった。
入れ止め発生時に手作業で配達ルートを更新を行っていたが、配達管理サービスではその日の配達データを自動で生成し、最新且つ最適なルートを表示することが可能になった。

・配達管理サービスについて
スマホ側のアプリ機能だけでなく、管理系PC機能も充実しているというのがサービスの特徴。
そして、新聞業務熟知している新聞社が作ったシステムのため便利で使いやすいサービスを提供することができる。

・販売店様からのコメント

今後の目指すところや利用方法について紹介し、影山さんの解説は終了いたしました。

質疑応答が行われたのち、本ウェビナーは終了しました。

ウェビナーを終えて

最後に池本さんよりウェビナーを終えてのコメントをいただきました。

池本さん:
新聞配達に特化したウェビナーであったことと、西日本新聞プロダクツの方からも関係する協会などの集まりで直接集客を頂き、狙い通り新聞業界の方々に多くご参加頂くことが出来ました。当日は前向きな質問も多く頂きまして、反応も良かったと思います。

開発した新聞配達アプリですが、実際には結構な苦労が詰まっており、テコ入れを何度も繰り返しているため、同業他社のサービスに比べても使いやすいアプリになっているかと思います。もし新聞配達に関わるお知り合いの方がいらっしゃいましたら是非ご紹介頂けますと幸いです。
ゼンリングループが保有するデータには優位性の高いデータが沢山ありますので、こんな具合に個別業務に特化したサービスの提案を進めつつ、また色んなお客様とウェビナーが出来ればと思います。
最後に、ウェビナーの開催にあたりご尽力頂きました関係者の皆さまへこの場を借りてお礼申し上げます。
どうも有難う御座いました!