9月2日 朝礼

各部門より

オートモーティブ第二事業部 千葉さんより

三菱自動車EVプローブ分析レポートの外部販売検討についてご報告いたします。

レポート販売の経緯ですが、前期倉敷市を対象として三菱自動車のEVプローブ分析を行いました。EVの基礎的な行動傾向や車の走行エリアと充電器の設置場所をプロットすることによって充電器の設置箇所の検討につながるような結果を得ることができました。今後は、レポートのサービス化を検討しており、主に自治体や充電のサービサーなどへの販売を進めていくために検討を進めている段階となっております。

ビジネススキームのイメージですが、レポート作成は三菱自動車から当社へ業務委託を想定しております。また、レポートの販売自体は三菱自動車からお客様へ直接販売するケースと代理店としてZDC・ゼンリンがはいってお客様に販売するケースを想定しております。

レポートパッケージの案となりますが、松竹梅の3パターンを設定しております。対象となる都市の分析内容のほかに他都市との比較やTomTomさんのデータを使用するかによって価格が変動するケースで検討を進めております。

今後の販売の活動予定となりますが、三菱自動車・ゼンリン・当社の3社で販売店の契約を締結し、ゼンリンがもつ全国の自治体への販売網を活用予定となります。あわせて3社プレスリリースを今月発表できるように調整を進めております。また、混雑統計などを扱っているIoT第二事業部とも連携しながら、レポートの販売先の拡大に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。

最後に今後のスケジュールになります。現在プレスリリースや各種契約締結にむけた調整を行っておりますので下半期から営業活動が開始できるよう各社と引き続き検討を進めていきたいと考えております。

IoT第三事業部 輿石さんより

トヨタ車体株式会社様より工場内動態管理の取り組みについて受注いたしました。

トヨタ車体様は、トヨタグループのミニバン・商用車・SUV等の領域で車体の企画から生産までを手掛ける完成車両メーカー様になります。トヨタ車体株式会社様より屋内工場内動態管理案件を受注いたしました。経緯としては、昨年トヨタ車体様が公募するオープンイノベーションプログラムに応募したことがきっかけとなり、複数部署をご紹介いただき今回受注に至りました。具体的には、顧客の課題として工場内の部品輸送に使う車両が滞留するケースがあることと作業者がどの工程で時間がかかっているかがわからないという2つの課題をビーコン等の追加ハードウェアを使わず、解決したいというご要望に対してDX推進室山田さんと共同でSitumソリューションを提案しております。

Situm社の説明となります。スペインを本拠地とする屋内測位技術を有する企業で、海外では大手警備会社や空港、ショッピングモール等でも使われている技術です。当社としては、2022年から山田さんのほうでコンタクトをしており、PoCを重ね、昨年トヨタ車体様ともPoCを行い精度検証し、効果的であると評価いただき今回の導入に至っております。

具体的な仕組みに関しては、Wi-Fiのアクセスポイントから発せられる電波の強度を事前に記録しておき、記録した電波強度の変化とスマートフォンセンサーから得られる情報を合わせて屋内測位の位置を算出するという仕組みになります。特徴としては、追加でビーコン等の設備を置かなくてよいことと2-5m程度の屋内としては高い精度を実現しているという2つが特徴となります。
システムの標準機能ですが、リアルタイム位置測位の表示と過去の軌跡表示、あとは解析用のヒートマップ表示、統計の表示等様々な機能を有しております。

今回の開発範囲は、現場作業者の方と工場内の車両位置をスマートフォン端末で位置を取得します。SitumクラウドからSDKで位置情報をぬいてきて右の青枠の①~③の機能を構築する形になります。
機能の詳細について。一つ目の機能ですが、車両の遅れの判定機能を開発いたします。こちらが一番のメインとなる機能で、工場内で部品を輸出するための小型車両にはスタートからゴールまで標準時間が設定されているのですが、様々な要因で滞留することがあるため標準時間から遅れているかというものをルート上に設定したジオフェンスを使って判定いたします。遅れている場合は、管理画面上にアイコンで色とステータスで表示することで管理者の方に通知をして現場の状態把握に貢献いたします。
二つ目と三つ目の機能に関しては、主にデータ収集領域の対応です。収集したデータが不要なエリアに飛ぶのを避けるために事前にジオフェンスを用いて位置飛びによるノイズを削除することとヒートマップの表示時にシステムの標準機能の場合、期間の設定方法が限られるので勤務時間に絞る等より詳細な時間設定ができる仕組みを構築いたします。

体制に関して、IoT第三の輿石さんと川口さんをフロントとしまして、開発は小河原部長率いるソリューション第二開発部の田島さん、王さん、内尾さんにご担当いただきます。またSitum社との連携に関しては、DX推進室の山田さんにご担当いただきます。

スケジュールについてです。すでに要件定義が完了しており、本日9月から本格的な開発を開始いたします。一部先行リリースを行いつつ、現場で使っていただけるようなシステムを目指して来年1月末の納品に向けて開発を進めます。

最後に導入規模と工場のご紹介になります。初回は吉原工場で60台から導入を開始いたします。最終的には、端末台数を500台まで拡大して、より大規模ないなべ工場・富士松工場へと導入を予定しております。まだ開発受注したばかりではございますが、トヨタ車体様とはよりより関係を構築しつつ案件拡大に向けて努めて参ります。

清水社長より

台風10号が熱帯低気圧に変わって、西日本には甚大な被害があり、私の実家も誰も住んではないですが屋根が吹き飛ばされてしまい修理が必要な状況です。早く復興できることを願っております。当社としては、言うこともなく各本部がそれぞれ自覚をもって色々な準備をしてくれているので在宅も含めてきちんと対応ができ、台風による障害もなく無事に済んだことを大変うれしく思います。いろいろお疲れ様でした。

土曜日に重要な方2名とお会いしたので、そのお話をしようかと思います。同時にお会いしたのですが、一人はNECの吉崎副社長。その時のトピックが、NECが開発している東京都庁の社員向けの帰宅困難者支援システムに関するものでした。当社が混雑統計サービスを供給しているということなど色々とお話をしました。社会的なインフラが、そうなった時の危機管理に関して非常に興味をもたれていて、当社からそういったデータを供給できているのを大変うれしく思っているとお話されていました。収益モデルとはいえ社会貢献がきちんとできているということで嬉しく思いましたし、その辺もう少し協議していきましょうということでこれからまた引き続き関係強化をしていきたいと思います。
もう一人は、一番お会いしたいと思っていたホンダの三部社長で、同席していただき30分ほどナビの話で盛り上がりました。いままではホンダさん含めた自動車メーカーは、いろんな会社と取引をし、リスクヘッジのためにたくさんの会社と取引する必要があったが、今後はそういった時代ではなく、できる会社が限られてくる。ゼンリンデータコムとアプリケーションの分野で合致できるので、海外にも通用し競合優位性があるものを作っていきたいとおっしゃられていたので、非常に評価いただいいていると思いました。これからまたアポイントをとれるようになったので引き続きお話していきたいと思います。

今期の業績予想についてふれたいとおもいます。今期8月末がまだ終わったばかりですが、このままの状態でいけば、いままでの通年の経過からみると売上ベースで期首計画から99%達成できる見込みだと思っています。営業利益は80%ほどで、これから角度をあげてもらい100%を達成してほしい。
当社は、運用売上が約110億円弱あり、総売上からすると半分以上が運用売上となります。運用売上とは、サブスクリプションとプラスロイヤリティになります。毎月きちんと積みあがっているビジネスが110億円弱あるということなので、相当安定した基盤が構成できていると思っています。またそれプラス当社のキャッシュポジションが30億ぐらいある。キャッシュが多ければいいものではないが、投資も毎年10億円弱している中でそれだけのキャッシュポジションがあるということに対しては会社の基礎基盤が強いと思います。減価償却も減ってきているし、これからいいものに対しては投資していくフェーズになっている。いろんな提案をして、いまからという分野の会社がきちんと大きな会社と取り組め、中期の収益基盤になっていこうとするビジネスモデルは多々あるのでそういう意味ではすごく面白いし、そこに投資していくという意欲はあるのでそういった取り組みもしていきたいと思っています。投資というは、経営の中で一番重要なことで、無駄なものに投資しちゃうとそれでキャッシュが消えてしまうので、そこを将来的に有望なものにきちんと投資できているかどうかというのが手腕というものになってくると思います。それは執行役員会なり皆さんから積みあがってきたものをきちんと精査して、執行役員でたたいてここの分野に投資しようときめたらすぐにやるというスピード感をもってこれからもやっていきたいと思います。まだまだ話したいことがたくさんあるが朝礼なので、また下期のキックオフの時にお話ししたいと思います。

今月の朝礼を終わりにします。
今月もよろしくお願いいたします。