
2022年12月7日(水)15時00分~15時50分、3社共催のウェビナー「コロナ後を見据えた位置情報戦略 施設情報×人流データから見えてくる『シン・立地調査』」が開催され、「混雑統計®」を活用した新しい立地調査の手法を紹介しました。
登壇者

・株式会社NTTタウンページ ソリューション営業部 営業部門 デジタルソリューション担当 担当課長 三友 洋さん(以下 三友さん)(写真左)
・株式会社ゼンリン モビリティ事業本部 モビリティ営業四部 副長 田村 友一さん(以下 田村さん) (写真中央)
・当社 IoT事業本部 IoT第二事業部 専任課長 川上 拓郎さん(以下 川上さん) (写真右)
プログラム
①人流データの活用状況と活用の際の課題
②「混雑統計®」の紹介
③「タウンページデータベース」の紹介、施設情報×人流データの優位性
④シン・立地調査について
⑤デモンストレーション
⑥既存業務への組み込み方
ウェビナーの内容を要約してご紹介します。
①人流データの活用状況と活用の際の課題
はじめに川上さんと田村さんが、人流データの活用状況と活用の際の課題について発表しました。
人流データの活用状況について、川上さんは、さまざまな業界で加速していること、そして競合分析など、活用の幅が広がっていることを説明しました。

人流データを活用する際の課題について、田村さんは、人材・導入判断・導入後と3つの分野における課題を挙げました。

このような課題を解決するために、ゼンリングループの詳細な地図情報を活用した人流データとNTTタウンページ社の保有する豊富な施設情報を掛け合わせた新しい人流分析サービスの導入を提案しました。

②「混雑統計®」の紹介
続いて高精度な分析が可能な当社の人流データ「混雑統計®」の概要を川上さんが紹介しました。
川上さんは「混雑統計®」の強みとして、①GPSを利用した高解像度な位置情報データであること②ゼンリンの地図データと組み合わせることで行動判定ができること③業種・業態を問わずノウハウが蓄積されており、精緻な解析が可能なことの3点を挙げました。

③「タウンページデータベース」の紹介、施設情報×人流データの優位性
三友さんからは「タウンページデータベース」について紹介されました。
「タウンページデータベース」はNTT東日本・西日本が発行する職業別電話帳(タウンページ)に登録のある事業所データ(企業名・電話番号・住所・業種)をまとめたものです。
三友さんは「タウンページデータベース」の主な特徴として、①データの網羅性②独自の業種分類の2つを挙げました。


活用シーンとしては①販売促進②顧客データベースの構築③人流分析・広告配信の3つを挙げました。

このような高鮮度な施設情報である「タウンページデータベース」と人流データ「混雑統計®」とを掛け合わせることで、「誰が・いつ・どこへ移動したか」「人が多く滞在する場所にはどのような施設があるのか」を把握することでき、精緻なエリアマーケティングの実現が可能なことから、三友さんは新しい人流分析サービス(立地調査)の優位性を示しました。

④シン・立地調査について
それぞれのサービス概要の紹介後、川上さんが本題である「シン・立地調査」について発表しました。
「シン・立地調査」とは「混雑統計®」と「タウンページデータベース」をメッシュ単位で掛け合わせた、新しい立地調査の手法です。
これまでの調査では勘や経験則を頼りにしている部分がありましたが、「シン・立地調査」ではデータに基づいた正確な分析が可能となります。

川上さんは「シン・立地調査」の具体的な活用シーンとして、①自社商品やサービスの卸先選定時と②店舗の新規出店時の2つを挙げました。

⑤デモンストレーション
「シン・立地調査」の概要について説明した後、デモンストレーションを行いました。
川上さんはBIツールであるTableau※のダッシュボードを操作しながら、卸先の選定手法を解説していきました。
※Tableauは、Tableau Software Inc.の商標または登録商標です。

⑥既存業務への組み込み方
最後に「シン・立地調査」の既存業務への組み込み方について説明しました。
川上さんは既存の業務の中で代替できる部分は置き換えを行い、調査時間の短縮や工数の圧縮を図ることを提案しました。
しかし競合店の個別調査といったデータを用いた調査が難しい項目においては、既存調査を残すといったハイブリッドな形式での運用を勧めました。


質疑応答の後、ウェビナーは終了しました。
ウェビナーを終えて
ウェビナーを終えて、川上さんよりコメントをいただきました。
川上さん:
本ウェビナー開催にあたってご協力いただいた皆様へこの場をお借りして御礼申し上げたいと思います、ありがとうございました。
今回も事前撮影と当日開催のハイブリット形式でしたが、両日ともに大きなトラブル等なくスムーズに進めていただき、社内オペレーションがさらに洗練されてきていてとても驚きました(笑)。
今回は、営業連携を深めているNTTタウンページ、ゼンリン、当社の取り組みの一環として3社共催として開催し、約50名の方に参加をいただきました。
人流データを用いた”立地評価”をウェビナーのテーマとしていたため、特に民間企業の中で「立地戦略」や「出店計画」等に携わっている方をターゲットとしておりましたが、それらの方だけでなく様々な分野の方にご参加をいただけましたので、改めてウィズコロナにおける人流データ活用が注目されているなと感じました。
今後も「混雑統計®」を用いた様々な切り口で情報発信を進めていけるようチャレンジしていきたいと思います。
