マルティスープ社との共催ウェビナーにIoT事業本部の鬼崎さんとIoT第三事業部の千葉さんが登壇しました

2024年9月18日(水)13時00分~14時00分、マルティスープ社との共催ウェビナー「人・モノ・できごとを資産化しDXを推進『iField』導入セミナー ~4つの導入目的に基づく事例紹介~」が開催され、IoT事業本部の鬼崎 浩之さん(以下 鬼崎さん)、IoT第三事業部の千葉 貴士さん(以下 千葉さん)が登壇しました。

本ウェビナーには鬼崎さんと千葉さんのほかに、マルティスープ株式会社の代表取締役 那須 俊宗さん(以下 那須さん)とアシスタントマネージャーの玉造 伸一さん(以下 玉造さん)の4名が登壇し、『iField』を活用した4つの導入目的に基づく事例を紹介いたしました。

『iField』のサービス概要と位置情報活用について

はじめに、鬼崎さんと那須さんから挨拶を行った後、千葉さんが進行役となり、玉造さんよりマルティスープ社の会社説明と『iField』のサービス概要や特徴について解説いたしました。

『iField』とは、屋内・屋外の位置情報を一つのシステムで管理し、人・モノ・車両の所在をリアルタイムで自動的に取得をします。自動的に記録されたデータを基に現場の稼働を定量化し、データに基づいたDXを牽引することができるクラウドサービス。
産業現場で共通しているリアルな課題をマルティスープ社の『iField』を導入することで解決してきた一例。
産業現場で共通しているリアルな課題は、現場の状況を把握できていないことが要因と話す玉造さん。
『iField』では、位置情報を3つの要素に分解し課題解決を行っている。2つの要素を組み合わせて見える化し、3つの要素を組み合わせて現場データの資産化を実現。

4つの導入目的についてご紹介 

次に、導入事例を交えながら4つの導入目的について玉造さんより解説いたしました。

1.探さない現場の実現!モノ・人・車両の所在管理
固定資産(計測機器)の位置情報を管理することで探す時間や棚卸の時間削減につながった事例を紹介しました。

産業現場における所在管理の対象として人・モノ・車両などが挙げられますが、それらの所在を探す時間というのは売上や成果につながる業務を阻害しているため、ムダな時間であると考えられる。
例)人‥指示を仰ぐために役職者の方を探す時間

・導入前の課題
今回の事例の課題として3つ挙げられました。
一つ目、約500台の高額な機器を毎年固定資産の棚卸や校正で定期的に探さなければいけないこと。
二つ目、共有資産のため定位位置が決まっていないことによる探す時間の増加。
三つ目は、所在管理のための持出管理台帳を記録しているが繁忙期などは記載忘れが発生し、探す時間の増加。これらの課題によって、探す時間が増加しムダな時間が発生していた。

・課題解決
これらの課題に対して、位置情報によるリアルタイムの所在把握・持ち出し状況の確認の観点で探す時間の削減を実施。

位置情報の取得方法は、対象に対してビーコン(Bluetoothの発信機)を取り付けます。IoTゲートウェイと呼ばれる受信機を室内に設置し、ゲートウェイから『iField』へビーコン情報を送信し、位置情報を計測します。
取得した位置情報は、地図上で直観的に確認できたりリストで一覧にして確認したりすることができます。リストの場合は、『iField』上で管理場所や使用場所を単位でエリアの定義をきめることができ、固定資産等の資産情報管理としても使用可能です。また、測位状態をうまく利用し持ち出し台帳の記載漏れを防ぐことができます。

『iField』を導入したことで計測機器の校正・棚卸時の探す時間を67%削減し、省人化を達成。探すというムダな時間を削減することによって実質稼働率の向上につながり、現場の課題を解決。


2.現場で起きた出来事を資産家!現場稼働の定量化
工程ごとに自動的に工数を取得しそのデータを活用することで、複数業務をできる人を流動的に配置し省人化や経費削減につながった事例を紹介しました。

現場の3M(人・モノ・設備)の稼働を自動的に管理すべきと語る玉造さん。

・導入前の課題
作業者の多能工化を推進することで生産性の向上を図りたいが、現状のやり方では手作業による記録のため手間がかかり、正確性の担保が難しいため各作業者の工程作業時間や行程間の流動性の把握ができていない課題がありました。

・課題解決
これらの課題に対して、位置情報を活用した工程作業時間の自動記録を行い、作業員の工数管理を行い、取得したデータは多能工化の指標として活用。

位置情報を活用して、現場の人の作業時間を自動取得することで自動的に稼働を定量化することができた。
位置情報で取得することができる情報とそのデータ活用例の一部。
工程ごとにエリア定義を行い、IoTゲートウェイを設置。
作業員には、小型のビーコンをネックストラップに中に入れて位置情報を自動的に取得。

『iField』を導入し、自動的な工数管理ができたことで省人化の実現。また、多能工化の指標としてデータを活用したことで、必要最低限の配置をすることができ経費削減へとつながり現場の課題を解決。


3.全ての産業車両の生産性向上!産業車両の運行管理
『iField』のアプリも活用し、位置情報共有をすることでリアルタイムな運行管理や配車計画の最適化につながった事例を紹介いたしました。

現場では、荷待ちや荷役の時間の現状把握ができていないことや改善策を実施しても検証効果ができていない。

・導入前の課題
工場・ドライバー・配送担当者間のリアルタイムでの状況共有不足や実績記録の手間などの課題がありました。

工場側の課題としては、ドライバーの状況がわからない。ドライバー側は、状況連絡や到着記録の手間が発生。配車担当者側は、工場とドライバーとの板挟みや配送実績の記録漏れでブレが生じ配送計画の最適化ができないという課題をもっていた。

・課題解決
これらの課題に対して、位置情報によるリアルタイムな状況共有と自動的な実績記録により配車計画の最適化や稼働率の向上につながりました。

今回の事例では、スケジュールやチェックイン・設備情報管理などの『iField』の様々なアプリケーションを組み合わせて課題解決を行いました。

車両にスマホをのせ、スマホのGPSによって位置情報を取得。工場の位置も『iField』上で記録をすることができるので地図上にピン建てして管理することが可能。
地図上に工場の場所を記録しておくと、工場のエリア内に入ったタイミングで自動的に到着記録をアプリ上で行うことができる。また、チェックインのタイミングで任意で自動的にメッセージを送ることができ進捗状況をリアルタイムで確認することができる。離れると自動的にチェックアウトもできるのでドライバーの実績記録が自動的にアプリで完結することができる。


『iField』を導入したことで、3者間でのムダな状況共有の削減によって稼働率の向上を実現。また正確なデータを取得できるようになったため配車計画の改善によって車両台数の最適化をすることができ、現場の課題を解決。

4.メンテナンス/巡回業務を改革!フィールド業務DX
現場作業者の位置情報を把握することで、現場の安全管理の強化や作業者の負担削減・対応の迅速化につながった事例を紹介しました。


・導入前の課題
作業現場での情報の共有は、安全管理のために必要な連絡だが、お互いの手間やストレスになってしまっている等の課題がありました。

・課題解決
これらの課題に対して、アプリを活用したリアルタイムな状況共有とKYのデジタル化により業務効率化や安全管理対策の向上につながりました。

位置情報はiPhoneのGPSを使用。
現場の図面を地図上に重ね合わせて、現場のレイアウトを反映している。
スマホから自分の状況をステータスとして共有することができる。
共有すると地図上に、位置情報と一緒にステータスが反映される。
アプリを活用いただき、従来紙で行っていた作業をアプリで行うことで事故防止や事故の防止対策として利用可能。またログ情報を安全管理のガイドラインの作成に活用し、安全管理の向上を実現。

『iField』を導入したことで、リアルタイムに所在把握をすることができるため定期連絡の手間の削減やトラブル発生時の迅速な対応が可能となり稼働率の向上につながった。
また、位置情報や報告履歴を活用したことで安全管理の強化へとつながり、現場の課題を解決。

③『iFiled』の強みとまとめ  

位置情報をベースにした現場情報のプラットフォームとして、自動的かつ定量的に現場の人・モノ・出来事を資産化することが『iField』の強み。

取得されたデータは、ダッシュボードで簡単に分析や管理をすることができる。
動線強調マップやヒートマップ等も利用することが可能。
『iField』は、位置情報を自動的な見える化、現場情報の資産化を基に様々なアプリケーションと連動することで現場業務の効率化へとつながりDX化を進めることができる。
『iField』を活用することで報・連・捜がいらない現場を実現できればと語る玉造さん。

質疑応答が行われたのち、本ウェビナーは終了しました。

ウェビナーを終えて

最後に鬼崎さんと千葉さんよりウェビナーを終えてのコメントをいただきました。

鬼崎さん:
契約締結に伴いウェビナー開催の日程が少し流動的になってしまいましたが、当日は無事にLIVEで開催することができました。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
終了後にはマルティスープ社からも御礼のお言葉を頂戴しております。
今回はリリース直後ということで、『i-Field』の機能紹介や活用事例を中心に説明させていただきましたが、今後も当社商材と組み合わせた企画のウェビナーを継続して取り組みながら事業連携に繋げていければと思っております。

千葉さん:
まずは開催にあたって、ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

マルティスープさんはライブ配信に慣れていらっしゃったので今回の配信にあたって様々な点で勉強になりました。ウェビナー第一弾ということで基本編をご説明いただきましたが、iFieldは顧客目的に応じて適切なプランを提案することができるので続編の企画も練っていきたいです。
また、iFieldの販売ができることで新しいフックでメイン商材の提案を行う機会も増えると思うので引き続き良い連携ができればと思います。